中級講座課題レポート4 友人A編③

中級講座を受講しました

先日ハブルータ中級講座を受講しました。受講後にある課題で5人の方とハブルータをし、レポートにまとめて提出するという作業があります。本人の希望により5回のうち3回までは、スタッフのサポートが受けられます。

せっかくなので、3回はまだハブルータをしたことがないスタッフの方とさせていただくことにして、他の2回はやりなれた息子と友人Aにお願いすることにしました。

友人Aとハブルータの続きです。(前回の様子はこちら→「中級講座課題レポート3 友人A編②」)(息子編→「中級講座課題レポート1 息子編」)

話は老後にまで発展

Aの質問に対する、二人のまとめた考えをご紹介します。(質問は分類せず、思ったことをあげてもらいました)

① なぜトラは、木こりとコミュニケーションをとれたのか

物語がファンタジーや神話を前提としていても、違う動物の人間から「兄さん!」と言われたら、トラも「え?」となるはず。
なので本当はトラは嘘とわかっていたが、家族に強い憧れがあったので、木こりの嘘にのってみた。

② トラが母親に会いに行った理由は?

はたして本当に木こり以外の人間も、自分を受け入れてくれるのかと思い会いに行ってみた。

③ 母親が死んだ後も、トラが村に居続けた理由は?

実践ブックに掲載の質問「なぜトラは、村に多くのけものを連れてきたのだと思いますか。」について話し合いました。はじめは「あつ森的な感じ?(あつまれどうぶつの森)」だとか、「木こりとトラのような関係性を、村人と獣達にも築いて欲しかったから」とも思いました。話し合いの結果「実はいざとなったら村人全員を食ってしまおうかと思っていたのでは?」となりました。

嘘だとわかっていても、寂しかったからその嘘に乗ってみて、木こりの家族や村に尽くしてきたが、心の奥底では「いつかどこかで切られるのではないか?」という不安があったから、伏線を張っていたのかもしれない。実践ブック掲載の質問の「弟が結婚できるように女性を連れてきたとありますが、その女性はどこから、どうやって連れて来たのだと思いますか。」という質問も、連れてこられた女性は本当に納得の上だったのか?ただトラが怖くてついてきただけかもしれない。と思いました。

ここまで話していて、そもそもトラは本当にトラはなのか?トラだと色々無理があるから本当は人間じゃないか?もしかしたら山賊とかじゃないか?寂しい山賊の話か、トラにあった時点で実はトラに殺されてしまった木こりが、死ぬ前に見ている「こうだったらいいのにな…」という妄想だったのでは?という話に発展しました。

⑤ 寂しいと感じるときはどんなとき?

若いときは「遊びたいのにお金も予定もなく、仕方なく家に帰るとき」となり、ある意味幸せだったんだね~。となりました笑

現在は「会いたいと思う人に、もう会えないとき」ですかね。そう考えたら「木こりに会うまでのトラの寂しさは、想像できない」と思いました。

会いたい人=私たちは離れている親になります。「親に会えているうちに、その人が望む“孝行”をしなければならない」「できるだけ元気なうちに、親にもどうしたいか意向を聞いておくべき」などなど、、その後は自分たちの老後話にまで発展しました。

ちなみに所要時間は二時間ぐらいでした。ひとつの物語で、こんなに奥深くまで話し合えることはあるでしょうか?これだけ考察すると、物語の中身もしっかりと覚えることができます。息子も三回読んだ絵本の内容より、一回ハブルータした絵本の方が隅々までしっかりと覚えていて、こちらが驚かされるほどです。

募集しています!

中級講座課題レポートのブログはいかがでしたでしょうか?この後、残りの3回の課題は、スタッフの方々とさせていただきました。

ハブルータをするたびに、毎回新しい気付きや学びがあり、自分がブラッシュアップされた気分になります♪今後受講を考えていらっしゃる方の参考に、少しでもなれば幸いです。

もし「ハブルータのこういったことを知りたい」などございましたら、お気軽にご連絡ください。お待ちしております♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です