わたしはカタツムリ
コスタリカ在住、「ほな・おおきに」さんからのレポートです♪
コスタリカには乾季と雨季しかありません。雨季になると庭にカタツムリが出現します。
米粒ぐらいの赤ちゃんカタツムリから、異常発育じゃない?と思えるほど大きなカタツムリまで。
でもどんなに小さくてもカタツムリ型を縮めただけ、
ちゃんと背中にお家を担いでいます。そうか、カタツムリは「お家」と一緒に生れてくるんだ!
友人が、ピアニスト辻井信行さんのラ・カンパネラの映像を送ってくれました。
圧倒されるような情熱的な演奏!
難曲中の難曲といわれている曲です。
どれだけ練習を重ねたのだろう。目が見えないというハンディを全く感じさせない演奏です。彼は音楽の才能と目が見えないということを共に持って生まれたのです。彼はそのような「お家」付きで生れた人なのです。
ハブ友の皆が思い出されました。
伝えたいことで溢れている人、閃いたらじっとしていられない人、寡黙に研究する人、一つのことを何日も何週間も考え続ける人…
色んな性格を持った人がいるな。
みんなユニークなお家付きのカタツムリ達です。庭で時々、叫びとも歌ともいえない雄叫びをあげる隣のお兄ちゃんも、
夜遅くまでガレ-ジで燥ぎまくって親にドカンと怒られる前出の子供たちも、
猫に恋しがられる主人も、
普段は黙っていて突然逆襲してくる息子も、
みんなユニ-クなお家付きのカタツムリ!
愛すべきカタツムリ! その未知のお家も丸ごと、みんなが大好きでたまらない!ハブル-タの効果は、
それぞれの「お家」の中身を溢れんばかりに育てていく協助作用かなあ、
カタツムリのようにたゆまず・・・。