第3章「ユダヤ人の父親によるIQ教育」


8月はインスタと連動して、
福山ゆり著アマゾン書籍「世界を動かすユダヤ人の子育て14の秘訣」から
各章のポイントを解説しています。

第4回目は、
第3章「ユダヤ人の父親によるIQ教育」編をご紹介していきます。

ユダヤ人の家庭においては父親と母親が(聖書に基づいて)「各自の役割」を持っているといわれます。
父親は男性特有の「理性」を生かして、「我が子への経典教育(IQ教育)」に励み、
母親は女性特有の「感性」を生かして、「我が子への情緒教育(EQ教育)」に取り組みます。
さらにユダヤ式家庭教育の「質問習慣」には、子供たちの「好奇心、創造性(CQ)を育てる力があります。
明晰な頭脳はもちろん、他者への高い共感能力、そして創造力も育てるユダヤ式家庭教育の最高の秘訣、それは父親と母親が互いに協力し合い「共通の目的(我が子を立派な選民として育てる)」の下に一致団結していることです。

男女は脳の違いによって、正反対の特性を持って生まれてきます。
秩序、原理原則等のタテの世界で生きる男性に対して、調和、共感等のヨコの世界で生きる女性。
時には厳しく、我が子を成長させ、立派な成人として独り立ちをさせようとする父親の愛に対して、我が子を無条件に抱き、慰め、生命力の源泉となる母親の愛。
ユダヤ人の子どもは父親を通して初めて「世界」に出会い、母親を通して初めて「愛」を知るといわれます。男女の違いに基づく、父親と母親の役割分担こそが子どもたちの成長には必要不可欠です。
また家庭とは「社会の縮図」。その場所で「男女の違いを尊重し合い、調和した関係性」を学んで育つ子どもたちは、社会においても(将来自分の家庭においても)善き男女関係を築いていけるのです。
昨今では「男女の違いを無くそう!( ジェンダーフリー)」などが叫ばれていますが、男女の違いを「差別」と言ったり、「無理やり同じようにする」ことは非科学的な事です。
男女の違い、それは「感謝すべき贈り物」です。夫婦(父親と母親)は互いに不足な点を補完し合いながら「育児」という共通の目的を果たしていく姿こそがとても効率的かつ科学的なのではないでしょうか。
特にユダヤ人の父親は「ハブルータ(1対1の質問討論)」を用いた、経典学習を毎日欠かさず子どもたちに行うといわれます。けれども、この経典学習も「母親のサポート」があってこそ可能です。
両親ともに「子育ての優先順位」を明確であり、一致しているからこそ、ユダヤ人の家庭では数千年間、親から子へと経典学習を通して信仰伝授をしていくことができました。
幼い頃からの父親との鋭い質問討論習慣は子どもたちの言語能力はもちろん、批判的思考力、分析力を育てていきます。
また、父親を通して「社会の構成員としてのルール・秩序」を学んでいきます。かつてはどの国でも、民族でもそうだったはずです。けれども昨今の日本においては特に「家庭における父権が不在」しているように感じます。
威厳を持って、子どもたちを正しく、時には厳しく指導していく父親の存在は、家庭だけでなく社会においても必須です。ユダヤ人の父親の姿を通して、私たち日本人も再度「父親の役割」を認識する必要があるのではないでしょうか。
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次回は「ユダヤ人の母親によるEQ教育」編をご紹介いたします。お楽しみに!^^

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